片山 清(かたやま きよし)

ITC取得年 2005年
業種 コンサルタント
所属組織

特定非営利活動法人ヒューリット経営研究所

一般社団法人ヒューリットMF

活動エリア

大阪・兵庫などの近畿圏が中心

URL

https://www.hritmi.org/

http://www.hritmf.com/


■ 現在のお仕事についてお聞かせください。

現在の仕事は大まかに中小企業、特に小規模事業者の支援活動と、中小企業支援者の育成が主体で、そのほかに行政機関などへのIoT推進事業支援、企業向け研修・セミナーへの出講、支援機関などが主催するセミナーの運営などがあります。

中小企業への支援活動としては、IT導入支援やものづくり補助金・IT導入補助金等各種補助金申請・事業実施の支援をはじめ、開発・製造、営業、マーケティングなど企業活動・組織活動全般についてのご支援を行っています。

また、中小企業支援者の育成では、おなじみのケース研修やフォローアップ研修などITコーディネータ向け研修の他、開発・製造、営業、マーケティングなども含めた独自カリキュラムを取りそろえています。

■ ITC資格を取得した動機、きっかけについてお聞かせください。

50歳の時に、定年後に活かせるスキルの習得をなんとなくの動機としてITCのケース研修を受講しました。その結果として得ることができたのは、前述の「ITC取得の良かった点」でも触れた多彩な人材と、あらゆる業種・業務・組織に通用するプロセスガイドライン(PGL)の考え方です。

ケース研修をきっかけに出会った講師や”同窓生"とは、研修後も定期的に勉強会を行うことにより、研修ではどうしてもカバーしきれない実務ベースのノウハウや、失敗談も含めた事例などの情報交換を通じて、視野を広げると同時に、更なる人的ネットワークの拡大につながりました。

PGLについては、当時勤めていた勤務先での様々な課題解決の汎用的なフレームワーク、ツールとしても大いに役立ちました。

■ ITC資格は、現在のお仕事にどのように役に立っていますか?

ケース研修で出会った講師や”同窓生"は、現在所属する団体でのパートナーや勉強会の飲み友達となり、現在の業務や情報収集に活かされています。

また、プロセスガイドライン(PGL)は、あらゆる業種・業務・組織に適用可能なフレームワークとして、企業・組織活動の様々な課題の解決に役立っています。

もともとがシステム関連の業務を行っていて、限界を感じつつもITを起点とした発想になりがちだったそれまでの進め方から、経営目標⇒事業課題⇒業務改革・改善、そしてその中でITがツールとしての効果を発揮するならIT活用も考える、という思考アプローチに転換したことにより、事業課題に客観的に取り組めるようになりつつあることを感じています。

■ 今後、ITCとして取り組んでみたいことについてお聞かせください。

ITCとして、というよりは、中小企業の課題解決の支援するためには、研修だけでは十分身につかない業務知識(開発、製造、物流、営業、マーケ、人材・・・)や事業活動に影響を与えるいわゆるPESTのトレンドの情報収集に努めるとともに、業務課題解決のツールの一つとしてのIT(IoT、AIなども含めて)についても、「何ができる」ではなく「何の役に立つ」の視点の本質を見極め、そができる時その時の中小企業の事業課題に対して最善の支援ができるよう努めていきます。

■ ITC資格取得を検討している方へメッセージをお願いします。

資格全般に言えることですが、資格を取ったからと言って仕事が降ってくるわけでもなく、資格を持っているからと言っていい仕事ができるわけではありません。それは、ITC資格でも同様です。

むしろITC資格取得のメリットは、資格を得るまで、あるいはその後の実践活動のプロセスの中で得られる人材と課題解決のアプローチ(=プロセスガイドライン(PGL))のノウハウにあります。

今、事業・業務活動の中での課題解決にしっくりくるアプローチがなくて困っている、一緒に考えてくれる仲間が欲しいといったことがあれば、ITC資格に取り組むということも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。